色鮮やかな色んな料理が一口づつしきりの中に組み込まれている。
小さい頃、そういったものを口にすることは殆どなかったけど、仕出し料理やさんの広告とかで眺めるのは好きだった。
ある時、法事か何かでそれを口にする機会があって、あれ?何か味が薄い。そして何か甘い。思ってたんと違ったなぁ。って思ったことがあった。
食べ盛りになると、ちょこんちょこんより、ドーンと一撃派になるので、目にも口にも入ってこなくなってた懐石料理。
ところが最近、ドーンと一撃が重たい。カツ丼ドーンも、ステーキドーンも、美味しいんだけど、ちょっとヘビーに感じる。そんな私とあなたにこそ、懐石料理。
主婦になってよく分かる。
色んな料理を品よくちょこちょこ詰めるのがどれだけ大変か。ぜーんぶまとめて煮るなり焼くなりするのが、どれだけ楽か。懐石料理ってのは、面倒臭さの極致。手抜きの対極にあるものだったと。でも、今まさに欲しいのはこんな世界。
そこではたと気づくのだけど、私の人生も、懐石料理にチェンジしていく時期じゃないかと。
これは私の性格もあるんだろうが、一つの事に没頭し、それが無くなると燃え尽き症候群になり、また何か没頭し、また燃え尽きて、、私の人生結構それの繰り返しだった。些細な事だと例えば読書。本を読むのが好きなんだけど、子供の頃から本にハマると夜寝られなかった。夜通し読んでしまう。そして、その余韻に浸って数日生きて、徐々に痕跡が消えていく。そういうパターン。その間他の本読んでも白けてしまって、頭に入らない。
勉強もそうだった。一つの教科や単元にはまり込んで深掘りしてしまう。それはそれで身についたこともあったんだろうけど、バランスよくってのがどうしても出来ず苦労した。
料理とかも、ベーグル作りとか、ケーキ作りとか、ハマるとずっとそれをやってるんだけど、一旦飽きちゃうともう出来なくなって、使われなくなったイースト菌が冷蔵庫の奥で死んでる。ごちそうを計画するのは楽しいのに、日々のご飯作りに頭を悩ませる。
そんなもので、毎日の営みを切れ目なく繋いで重ねていくことがどうも苦手で、一つ終われば空になる。また何か一つにハマっていく。そしてまた空っぽになる。そういうサイクルを繰り返している。
だからこそ、あれもこれも、つまみ食いのように、少しづつ楽しむ。まさに懐石料理のような生き方に憧れている。
こうやってblog書いてるんだけど、美味しい料理を作る探求も、畑に冬は何を植えるのかの構想も同時にしたいし、それと同時進行で本も読んで、映画を観て涙を流す。
いつかそんな事が出来たりするのかな?
今日もこんな私の呟きを読んで頂いてありがとうございます。
良い一日をお過ごしください!


